庭の木 ウスカバード
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四国巡り



香川にきています。

昨年の展示から、ちょうど一年。
友人の音楽家、lilynaoto のお家にお世話になり、
展示場所のカガラカンさんも、心地よく。
なんとも快適な毎日。

昨年はおとなしかったふた坊も、歌い踊り走り回り。
でも音楽会の最中は、ちゃんと小声。この数日で成長したなぁと思うところあれこれ。




もと工場を使ったカガラカンさんは、
フェアトレードの服や雑貨を扱ってるお店です。
穏やかなご夫婦に、娘さんが産まれ、よりほっこりと。

そしてあっという間の最終日。
明日は愛媛に向かいます。

最終日へ

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「その旅のゆくえ展」とうとう最終日です。


なんだかとても濃厚な毎日で、いっぱいいっぱいでもあったけれど、
なんとかなるもんなんだなぁと。
このペースをこなせたのだから、普段の毎日も、もっとがんばれそう。笑
したいことが山盛りだけれど、少しずつでも動いていけば前にすすめる。


はじめての展示会で、わたしもとしさんも、ほんとうに楽しんですごせたのは、
関わっていただいた方、みなさんとても心地のよい方だったからだとおもいます。


sinduのいくこさんも、音楽会のlilynaotoのふたりも、
おやつとチャイの出店の小丸屋のかなちゃんも、助っ人のだいちゃんも、
お越しいただいた方々ひとりひとりが、心地がよかった。


ホストもゲストもたのしんで、居心地のいい場所が自然とつくられるのは、
理想的だとおもいつつ、課題もちらほらみつかり、
また次につなげたいとおもいます。


ずっとわくわくしていたいし、それをお互い共有したい。
素直でいるこころの向く方にすすめば、間違いない。と確信しています。
そのためにできることを、じっくり考えて、動くときは動く。


パートナーができて、こどもがいて、しばらくフットワークが鈍っていたけれど、
その今をたのしみつつ、次の段階へ向かっている気がします。


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lilynaotoによる音楽会。
愛する沙漠の地からさまざまな楽器をつかって、
ふたりに消化され生まれた沙漠の音。
こどもの会も、おとなの会も、たくさんの方にお越しいただき、
みなさんキラキラとした目でたのしんでくださいました。



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そして、sinduさんのインドの布たち。

北部の山からはウールやパシュミナの手織りのショール。
西部の荒野からは細かい木版草木染めのコットン生地。
東部からは刺し子でうめつくされた大きなベッドカバーなど。

それぞれとてもうつくしい手しごと。詳細をきくと、途方もない作業です。
その質感と物語。触れるだけで豊かになる気がする。
海をわたってここへ来てくれたことに、ほんとうに感謝。

明日もsinduのいくこさんは在廊してくださるので、
旅や布のお話を聞きたい方もぜひお越し下さい。

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いくつもの偶然

日がかわり、本日9月15日は仲秋の名月。

下鴨神社では、午後5時半から名月管弦祭が行われます。
そして、uskabardでは、sinduとuskabardの「その旅のゆくえ展」のはじまり。


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uskabardの店内が、
三日間の搬入日の間に、sinduのいくこさんの手によって
ゆっくりじっくりと、華やかに、わくわくするような空間に変化しました。

まるで、異国の市場のよう。。

uskabardの骨董品も、アクセサリーも、うかれているようでいて、とてもぴったり溶け合っています。


ほんとうに、いろんなひとに見ていただきたいなとおもえる場になりました。
さすがだなぁ、いくこさん。



sinduのいくこさんを知ったのは、8年前にはじめて西インドの沙漠の街、ジャイサルメールに行ったときでした。

「ぼく日本にいったことあるんだ」なんてインド人、たまに出会うので、
話をうすーくしか聞いていなかったのですが、
そのときにもらった日本語のイベントのチラシを、旅のノートに貼っていて、
ずいぶん後に見直してみたら、そこに載っていた名前が、山田育子さんでした。

最近聞いたところ、
そのインド人は、いくこさんが日本へ呼んだ手しごとのコレクター。
一緒にイベントをされたとのこと。すごい偶然。


そして、実際に会うことになったのは数年後。
知人の紹介で連絡とると、たまたま同じ日の同じ時間の別の飛行機で、インドへ行くという。
空港で、はじめまして。デリーで再会したのでした。


いくつもの偶然。
でも、そういうことは、わりとあるという不思議。


さぁ、どんな一日でしょう。たのしみとどきどきと。
閉店後には、下鴨神社にいけたらいいな。

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蝶番と看板

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蝶番をつくりました。

とてもシンプルで、むずかしくはないのですが、
つくってみたかったもの。

日本の古い釘や、
インドの手づくりの金物になぜが惹かれて、
いえのあちこちを漁ると、錆びた鉄の塊がごろごろと。


この蝶番は真鍮製ですが、
彫金をかじっていてよかったなぁと。うれしくなりました。

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集めていたマイナスの古いねじで留めて、
あたらしい看板に。
取り付けてあるのは、ネパールの古い首輪。

お店が見つけにくいとのことで、少しは役にたってくれるかな。

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絵の具の苔

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お店のカードがまだできていないまま、7ヶ月があっというま。

もうすぐ準備が整いそうです。


今回は、すてきなすてきな絵描きさんのおともだちに、絵をお願いしました。

庭の苔の写真から、彼女の手によって厚紙に映し出された、油絵の具の苔。
あぁうれしい。


油絵の凹凸や奥行きは、光や撮り方でぜんぜんかわるものなんだなーと。
スキャナーで読み取ったらなんだかイマイチで、
あれこれ試した末、軒下において一眼レフで撮影。(この写真はちがいますが)

見えてくる色もちがうし、絵が活き活きしているみたいにも見える。
おもしろいね。

すてきをちゃんと活かせるようにデザインしなくちゃと、
なんどもなんども試し刷り。
見すぎてわからなくなったら、すこし置いてみる。

そんなこんなで、来月半ばくらいにはできあがっているといいなとおもっています。

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