2008-03

「死刑」

言葉が先攻して、イメージが追いついていないことって、よくあるけれど、
この言葉についても、そうだと気づかされた。

森達也「死刑」(朝日出版)

重いテーマだけれど、すごくよみやすいです。
オウムを被写体に撮った「A」「A2」後。面会に行って話すひとたちは、ことごとく死刑となる。
ではその実態とは?
存置派、廃止派、被害者、加害者、元死刑囚、、
様々なひとたちに会って話を聞く。ゆられて、考えて、考えて、ゆれて。
そしてひとつの結論をだす。。

読みながら、自分もゆれて、考えさせられます。
冤罪(無実の罪)による死刑の存在。
そういえば、はじめて紳介の「行列のできる法律相談所」をみたときに違和感をもった。
弁護士によって、罪になったりならなかったりするんだと知った。
最後に、”罪になる確率〜%”みたいな表記が、軽くていやだった。
それがそのまま実社会だったんだ。

存置派、廃止派、どちらにしても、
誰かが手を下して殺める罰が、ここから地続きにあるということを、知っておかなくちゃいけない。
死を考えることは、生を考えることでもあるんだ。

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にしはらみき

14ヶ月アジアの旅から帰国し、
なぜか京都へ移住。
旅の続きのような生活。
すきなものに囲まれ
平安に過ごしています。

うちの庭の木、無花果と椿。
miki_nishihara@hotmail.co.jp

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