橋の上

宵々山。
屋台がたくさんならんで、ひとがたくさん。
(写真は、終わりかけの22時頃)
お店でうごけないから、あんまり味わえなかったけれど、
浴衣姿のひとがいっぱいで、帰りの遅い時間にも道路はにぎわっていて、
何百年前も、こんなかんじでにぎわっていたのかな。と妄想。
きっとそのころは、浴衣は特別なものでなく。
みんなの髪を結ったら、あんまりかわらない景色なんだろか。
街はもっと暗かっただろうけれど。
いつもより遅い帰り道。
北へ北へ。我がアパートへは、自転車で30分。
橋を渡るとき、街の明かりがふっと消える。
川をたどる方向に目をやると、暗闇のまっくろ山の影。吸いこまれそうになる。
祇園祭がおわったころに京都に越してきて、もうすぐ2年になるのだな。
そのころからずっと、橋の上をとおる度にわくわくする。
よく整備されているのに、水のある場所にも草がたくさんで、
自然の望む方へ馴染んでいる感じが、新鮮で。
その流れの先、見える山がわりとちかくて。
街がとぎれる。ずっと前からかわっていなさそうな場所だなと。
なんとも。
うまくかたちにするのはむずかしいな。
いまも、うれしくなる場所です。
