庭の木 きっかけ

きっかけ


ことし初めの出展を終え、4年ぶりのインド行きを一週間後に控えた日曜日。
3人で遅めのモーニングへでかけ、ゆったりと家ですごす、なんでもない日です。
ふた坊はお昼寝中。。


fc2blog_20180121163257c13.jpg


近頃の愛読書。
坂本直行さんの、「開墾の記」。

100年ほど前に、北海道のなにもない大地を、開墾しながら農業牧畜をはじめていった
坂本さんご本人の手記です。
六花亭でお馴染みの絵を描かれた方。


おじいちゃんのおじいちゃんくらいの世代でしょうか。

本に込められたものは、その時の"今"。
いまその地へいっても、そのほったて小屋がない(だろう)ことが不思議で。
大自然に魅せられてほぅっと息をつくことも、お風呂にはいる気持ちよさも、
子供の病気にハラハラするのも、当たり前だけれど同じなんだなぁと。

自然に向き合って開墾していく大変さは、はじめて知ることばかり。
文字に起こしていただいたありがたさ。
残らない歴史を想像するきっかけにもなりました。


いつも接している、古いビーズや化石の尺度よりも、近い近い世界。
想うところが時代をいったりきたりしていても、そういえば、いつでも今ここからうごいていない。
わけわからなくなって、結局、惹かれるものは、時代は関係ないのだなと。

同じ時代を生きていても、実際に触れることができるのは微々たるもので、
現実なのか夢なのか、突き詰めてもわからないことだらけなら、
そんなに重要じゃないのかなと。

なにを信じて、想うのか。



近ごろ偶然に選んだ本やラジオや映画が、
極寒の地のものばかりだったことに気づく。

アラスカ (星野道夫「旅する木」)
スウェーデン (NHKカルチャーラジオ「おとながたのしむスウェーデン児童文学」)
スウェーデン (映画「ムーミン谷とウィンターワンダーランド」)
北海道 (坂本直行「開墾の記」)

熊、オオカミ、ブルーベリー、大雪、、
キーワードが似ているなぁとおもったら。

寒いのは苦手だけれど、なんだかご縁を感じて、
そのうち行くことがあるのかなぁ。なんて。

そういえば、学生のころからの一人旅も、こんな些細なきっかけから行く先をきめていたような。


北の話ばかりでしたが、まずは西行きへ切り替えて。

HOME


FC2Ad

  
 

京都のuskabardです

お店のこと

日常のこと

旅のこと


entries

categories

archives

link